ドキュメンタリー映画『太陽の塔』、いよいよ６月２８日金曜日にブルーレイ・ＤＶＤディスク発売となります。
日本語字幕・日本語音声ガイドが収録されています。

映画公式サイトはこちら　http://taiyo-no-to-movie.jp/

販売サイトはこちら　https://www.maxam.jp/products/detail/543/

 

字幕・音声ガイドはパラブラで制作しました。
視覚障害の方がボタンひとつで音声ガイド付き再生にたどりつけるよう、
ディスクを挿入し、短い発売元のタイトル映像がながれたあと、
音声ガイド付き再生のアナウンスが入っています。

 

制作時に監督からいただいたコメントをUDCastの作品情報 に掲載しました。改めて紹介いたします。

「太陽の塔」は、1970年、科学と進歩主義の一大イベント「大阪万博」の真っ只中で、岡本太郎という稀代の芸術家がそのテーマに真っ向から叛逆して打ち立てた巨大なモニュメントです。
この映画は、沢山の情報が詰まった作品ですが、実はただ「学ぶ」映画ではなく、「感じる」ことを強く意識した映画です。
多くの情報から私がみなさんに期待しているのは、「知識」を得てほしいということではなく、
自分自身の表現に何か携わりたい、という「情熱」をどこかこの映画から感じ取ってほしい、ということです。
それはひとえに、岡本太郎が「太陽の塔」を通じて成し遂げたかったことをこの映画でも現代において追体験してもらいたいから、に他なりません。
つまり、人それぞれが芸術家であり、人それぞれがとてつもない可能性をひめている、ということです。
自分の中を見つめれば、どう生きるべきかの答えは我々はすでに持っているはずだ。なのに、なぜそう生きようとしないのか？
太陽の塔の問いかけは、1970年も今も変わらず私たちを鼓舞してきます。
どうか、この映画のエネルギーの少しでもみなさんに届き、日々を生きる糧となってくれることを祈っています。

関根光才

公開時に見逃した方、ぜひご覧ください。