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ミュージカル『未完の贈り物』バリアフリー対応レポート

ミュージカル『未完の贈り物』が9月11日~16日に、池袋のBOX in BOX THEATERで上演されました。

パラブラは字幕の制作と配信を担当しました。

 

 

ミュージカル『未完の贈り物』は、倉本美香さんの著書『未完の贈り物ー娘には目も鼻もありませんー』『生まれてくれてありがとうー目と鼻のない娘は14才になりましたー』をもとに作られました。

脚本・演出を担当されている小池樹里杏さんの「誰もが楽しめるミュージカルにしたい」という思いから、以下のバリアフリー対応を導入されていました。

【1】生音声ガイダンス(ライブガイド)
→舞台の状況や登場人物の動きを解説したナレーション。

【2】舞台説明
→上演前に行う、舞台装置・登場人物の服装などについての説明。
→ロビーでは舞台の模型に触ることができ、舞台の様子をより詳しく知ることができました。

【3】字幕 ※Palabra担当
→セリフや効果音、BGMなどを表した字幕。
→今回はタブレット端末を貸出し、それぞれの端末に字幕を表示しました。

【4】ontenna
→音が鳴ると、振動する端末。
→頭につけると音が鳴っているタイミングを知ることができます。

字幕タブレット

字幕タブレット

 

9月13日は昼夜共に、公演後のトークショーがあり、
トークショーの内容はUDトークによる文字サポートを行いました。

視覚障害、聴覚障害があるお客様はもちろん、キャストやスタッフの方などたくさんの方が字幕タブレットやUDトークに興味を持ってくださいました。

より多くの方に演劇や映画・映像のバリアフリー化について知っていただけるように、今後も取り組んでまいります。

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