Topics お知らせ

視覚障害、聴覚障害のある人もみんな一緒に #うちドキュ!

Palabra Presents
「GWはうちでドキュメンタリー映画を観よう!」

ハッシュタグうちドキュの画像

「うちで過ごそう」時間を、視覚障害、聴覚障害のある方々にもドキュメンタリー映画に親しんでもらえる機会にしよう、とこれまで制作を通じて出会ったドキュメンタリー映画5作品を急遽、5日間限定で配信することにいたしました。

ミニシアターで上映されることの多いドキュメンタリー作品は、バリアフリー日本語字幕や音声ガイドがついていても、近くで上映がなかったりと、観る機会を逃している人がいたため、今回の企画になりました。
さらに、主旨に賛同してくれた監督やプロデューサーたちが、撮りおろしのトークショーを実施。
前代未聞?!の 「自撮りトークショー」 もセットで観ていただけます。
ハッシュタグは#うちドキュ ぜひTwitterFacebooknote にご感想をお寄せください。

企画ページ:https://palabra-i.co.jp/uchidokyu/

配信期間:2020年5月2日(土)~5月6日(水)
鑑賞料金: 1作品につき1000円

作品ラインナップ

「東京干潟」 2019年/村上浩康監督/83分

©TOKYO HIGATA PROJECT

★日本映画製作者協会主催『新藤兼人賞』金賞★

公開日:2019年7月13日(土)
オフィシャルサイト https://higata.tokyo/

【キャスト・スタッフ】
撮影・編集・製作・監督 村上浩康

【イントロダクション】
昭和から平成、そして令和へと時代が移ろうなかで、都市の “最下流”多摩川の河口から、一人の人間の生き様を追いつつ、環境破壊・高齢化社会・格差問題・ペット遺棄など、様々な日本の現在(いま)を浮き彫りにする。

【ストーリー】
多摩川の河口でシジミを獲るホームレスの老人。

彼は捨てられた十数匹の猫を殺処分から救うため、日々世話をしながら干潟の小屋で10年以上暮らしている。80代半ばと思えない強靭な肉体を持つ老人は、シジミを売ったわずかな金で猫のエサと日々の糧を得ている。

彼は素手で漁をする。それはシジミと共存していく為に、成長途中の稚貝は絶対に獲らないと自ら厳しく決めているからだ。しかし近年、一部の人々により無計画な乱獲が始まり、シジミの数は激減していく。映画は、変わりゆく環境の中で懸命に猫たちと生きる老人の姿を描くと共に、彼の波乱に満ちた人生へも分け入っていく。炭鉱町に生まれ、返還前の沖縄で米軍基地に憲兵として勤務し、本土に帰国後、建築関係の会社を起業し、バブル期の東京の街を作りあげてきた男の人生。2020年のオリンピックを目前に控え、干潟には橋が架かり、沿岸には高層ホテルが建てられる。変わりゆく東京の姿を彼は複雑な思いで見つめる。

自撮りトーク:村上浩康監督

「蟹の惑星」 2019年/村上浩康監督/68分

©TOKYO HIGATA PROJECT

★日本映画製作者協会主催『新藤兼人賞』金賞★

公開日:2019年7月13日(土)
オフィシャルサイト https://higata.tokyo/

【キャスト・スタッフ】
出演 吉田唯義
撮影・編集・製作・監督 村上浩康    音楽 田中舘靖子

【イントロダクション】
身近な自然に目を向けることの大切さと、都市の中にある別世界を描く全編“カニづくし”のワンダームービー。

【ストーリー】
多摩川河口の干潟は狭い範囲に、多くの種類のカニが生息する貴重な自然の宝庫である。

大都会の中で、これほどのカニが見られる場所はかなり珍しい。吉田唯義(ただよし)さんは、ここで15年に渡って独自にカニの観察を続けている。毎日のように干潟を訪れては、カニたちの生態を調べ記録しているのだ。吉田さんは誰よりも多摩川のカニに詳しいが、その視点はとてもユニークで、他の人が考えつかないような方法でカニたちの生態を調べている。映画は吉田さんと干潟をフィールドワークしながら、カニたちの驚くべき営みを見つめていく。カメラはカニたちに限りなく接近し、肉眼では決して捉えられない世界を映し、迫力あるフォルムと美しい色彩が画面いっぱいに拡がる。

そして小さなカニたちの営みが地球や月など、宇宙とも結びついていることを解き明かし、さらには戦争や震災が与えた現実の問題までを描き出す。

自撮りトーク:村上浩康監督

「オキナワへいこう」 2019年/大西暢夫監督/81分

©大西暢夫/NPO法人kokoima

公開日:2019年12月21日(土)
オフィシャルサイト https://www.facebook.com/yao.okinawaeikou/

【スタッフ】
監督・撮影・編集:大西暢夫

【イントロダクション】
精神科の長期入院の患者を抱える大阪の浅香山病院が舞台だ。
何十年と入院し続け、退院の見込みはほとんどない慢性期病棟。そんな中、一人の患者が「沖縄に行きたい」という夢を語ったことがきっかけで、有志の看護師たちが動き始めた。 沖縄旅行は、5人中2人しか実現しなかったが、その些細なきっかけが、精神科病棟に風を吹かせ、患者の生きかたを変えた。

配給:NPO法人kokoima

自撮りトーク:大西暢夫監督

「もうろうをいきる」 2017年/西原孝至監督/91分

© 2017Siglo

公開日:2017年8月26日(土)
オフィシャルサイト http://mourouwoikiru.com/

【キャスト・スタッフ】
監督 :西原孝至
企画・製作:山上徹二郎、大河内直之、北岡賢剛
プロデューサー:小町谷健彦、山上徹二郎
撮影:加藤孝信、山本大輔
録音:小町谷健彦
整音:若林大記
編集:西原孝至
編集協力:金子尚樹、植田浩行
音楽:柳下美恵、テーマ曲/桜井まみ(「寝耳に銀の刺繍」「今日」)

協賛:NPO法人バリアフリー映画研究会 

協力:全国盲ろう者協会、東京・盲ろう者友の会、東京大学先端科学技術研究センター・福島研究室、NPO法人メディア・アクセス・サポートセンター(MASC)、Palabra 

【イントロダクション】
ぼくの指に きみの指が触れたとき そこに言葉が生まれた

目が見えなくて耳が聞こえない人のことを、盲ろう者といいます。盲ろうの人たちは、指で触れあうことで世界とつながっています。地域で支えあいながら暮らしている盲ろうの人たちを、全国各地に訪ねました。
この作品は盲ろう者の人たちをめぐる映画ですが、同時に人びとは誰も皆いろいろな可能性を持ってつながっていて、そのつながりの中から常に希望の糸を紡いで暮らしていることを伝えたいと思いました。
人は独りではない=その瞬間をつかまえるような作品を目指して、盲ろう者と周囲の人たちとの関係性をまじろがず カメラで見つめました。
私たちが生きていくことの原点が、盲ろうという“障がい”の中につまっていることを、この映画から発見してほしいと願っています。


『わたしの自由について〜SEALDs 2015〜』の西原孝至監督が人生の本当の豊かさをみつめる

本作の監督は、学生団体SEALDsの活動を追った『わたしの自由について〜SEALDs 2015〜』が大きな注目を集めた西原孝至。前作に続き、不安を抱えながらも手探りで新しい一歩を踏み出そうとしている人々の姿を、透徹した柔らかい眼差しで見つめている。

製作・配給:シグロ

自撮りトーク:西原孝至監督

「まひるのほし」 1999年/佐藤真監督/93分

©「まひるのほし」製作委員会

公開日:1999年1月16日(土)
オフィシャルサイト http://www.cine.co.jp/detail/0063.html

【キャスト・スタッフ】
製作:「まひるのほし」製作委員会
監督:佐藤真
製作:山上徹二郎/庄幸司郎
撮影監督:田島征三
撮影:大津幸四郎
録音:久保田幸雄

【イントロダクション】
登場するのは7人のアーティストたち
彼らは、知的障害者と呼ばれる人たちでもある。
7人の創作活動とそれを支えている暮らしの断片を見つめていると、アートの貌(かたち)がほの見えてくる。
7人のアーティストの世界を旅しながら、映画はゆっくりと自由になってゆく・・・。

「障害者アート」をこえた「アート」
「阿賀に生きる」などでドキュメンタリー作家として国際的にも高い評価を受ける佐藤真の監督作品。画家の田島征三が撮影監督を務め、「障害者アート」をこえた「アート」の全体像に迫る。

配給:株式会社シグロ

自撮りトーク:山上徹二郎プロデューサー

企画ページでは音声読み上げに対応した映画のご購入方法とUDCastの使い方を掲載しております。
ご購入が難しい場合なども、できる限りのサポートをいたしますので、お問い合わせください。

【お問い合わせ先】
 Palabra株式会社 (10時から19時)
  電話番号:03-5937-2231
  メールアドレス:event@palabra-i.co.jp

ぜひこの機会に字幕・音声ガイド付きで、パラブラ選りすぐりのドキュメンタリーを観て、楽しいおうち時間をお過ごしください!

お知らせトップへ

Loading...