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「令和2年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」にて内閣府特命担当大臣表彰「優良賞」受賞!

このたび、Palabra株式会社は「令和2年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」にて内閣府特命担当大臣表彰「優良賞」を受賞いたしました。12月16日、首相公邸にて表彰式が執り行われました。

バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰は、バリアフリー・ユニバーサルデザインの推進について顕著な功績のあった者を顕彰し、優れた取組を広く普及させることを目的として実施されています。表彰式の様子と菅総理大臣のコメントは、首相官邸のホームページでも紹介されています。

坂本内閣府特命担当大臣から表彰状を授与される山上
坂本内閣府特命担当大臣から表彰状を授与される代表の山上
記念撮影の様子
記念撮影の様子

【評価のポイント】

バリアフリー字幕・音声ガイドの制作

聴覚障害、視覚障害のあるお客様に寄り添う当事者性はもとより、映画製作者の意図、同時性など作品性に添った制作を心がけており、映画監督やプロデューサー等映画製作者と視聴覚障害者と一緒に検討会を実施。バリアフリー映画の質の向上に努め、年間80本前後の映画作品のバリアフリー化に取り組んでいる。

アプリ「UDCast」の開発

UDCast(ユーディーキャスト)とは、音声認識の技術を使って、いつどの映画館でも字幕や音声ガイド付きで映画を鑑賞することができるアプリケーション。バリアフリー映画研究会、メディア・アクセス・サポートセンターや各当事者団体とタイアップし、聴覚障害、視覚障害のあるお客様が安心して映画館に足を運べるようにする工夫・取り組みを実現している。

バリアフリー演劇/イベント等のバリアフリーコンサルティング

長年の映画で培ってきたノウハウを生かし、バリアフリー演劇の制作、コーディネートを実施。障害当事者を監修として迎え、作品そのものだけではなく、その前後も含めて鑑賞者が安心して楽しめる場づくりを行い、あらゆるバリアを取り除いた楽しみ方を提案する、という先駆的な取り組みを実施している。

バリアフリー映画のオンライン配信/映画を通じた交流の場づくり

コロナ禍を受け、自宅等でのバリアフリー映画の鑑賞ができるよう、バリアフリー字幕・音声ガイド付きの配信や、映画の視聴者とオンライン上で感想を述べあう「オンライン感想共有会」の実施に取り組んだ。

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このたびの受賞は、いつもパラブラに声をお寄せいただいている字幕・音声ガイドユーザーの皆様、ひとつひとつの作品やイベントを一緒に考えていただける製作者の皆様のおかげです。また、日々制作やモニタリングに取り組む現場スタッフの働きが評価されたものだと思っております。改めまして、本当にありがとうございます。 
今後もパラブラは、ひとつひとつの作品を大切にしながら、1人でも多くの方に作品を届けられるよう、取り組んでまいります。
是非、多くの文化芸術作品がひらかれたものになっていくよう、引き続きお力添えのほど、よろしくお願いいたします!

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