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『明日をへぐる』公開記念特別上映「記憶の森へようこそ!」開催決定

パラブラ配給のドキュメンタリー映画『明日をへぐる』は東京都中野区の映画館「ポレポレ東中野」で9月11日(土)公開となります。

それにちなんで同じ高知県吾北地区で撮影した東陽一監督のベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作『絵の中のぼくの村』と今井友樹監督の前作『鳥の道を越えて』がポレポレ東中野で特別上映されます。
『絵の中のぼくの村』はバリアフリー字幕付き上映、音声ガイドはUDCastで対応いたします。大スクリーンで観られるこの機会にぜひ、お楽しみください。

記憶の森へようこそチラシ表

絵の中のぼくの村(字幕付き・音声ガイドUDcast対応)
2021年8月28日 土曜日から9月3日 金曜日 16時40分開映 一日一回上映

1996年、日本映画として9年ぶりの受賞となる第46回のベルリン国際映画祭・銀熊賞受賞作品。感受性豊かな少年期を独創的な視点で描き“静かなユーモアと深い叡智”を湛えた作品として高く評価された不朽の名作。

夏の終わり、京都に住むふたこの兄征彦のアトリエを、弟征三がたずねてくる。ニ人の描いた故郷の絵から、映画は、昭和23年の高知県の田舎村にとぶ。やさしい母とめったに帰らない父、そして思春期の姉に囲まれた、絵といたすらが好きな厄介なふたご。勉強そっちのけで緑の村をかけまわり、ナマズをつかまえ、鳥と格闘し、ときにはよその畑をあらしたりもする。ふれあい、また離れていくどこか異界のものたち。貧しい少女、ふらりとあらわれた少年、水の中から聞こえてくる不気味な声。そしてそのすべてを、三人の不思議な老婆が、大木の枝に座ってじっと眺めている・・

鳥の道を越えて
2021年9月4日 土曜日から9月10日 金曜日 16時40分開映 一日一回上映

映画の舞台は監督・今井友樹の出身地、岐阜県東白川村。あるとき祖父・今井照夫から、かって故郷の空が渡り鳥の大群で埋め尽くされたという話を聞かされる。孫である監督は“鳥の道”を探し求めて旅にでる。渡り鳥の大群が渡っていた時代、村では「カスミ網猟」が行われていた。渡り鳥を「カスミ網」でどのように捕まえたのか。なせ渡り鳥を食べなければならなかったのか。そしてなせ現在は禁猟になっているのか。旅の過程で生まれるひとつひとつの疑問を丹念に追っていく。

【監督プロフィール】今井友樹(いまい ともき)

1979年岐阜県東白川村生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)卒業後、日本各地の基層文化を映像で記録・研究する民族文化映像研究所に入所。所長の姫田忠義に師事しながら映像制作にかかわる。現在はフリーランスとして主に民俗や伝統文化の記録活動に携わっている。本作で劇場公開の初監督を務める。「粥川風土記」(2005/演出助手/民族文化映像研究所)、「鋳金-大澤光民のわざ」(2011/脚本/文化庁)、「医す者として」(2011/撮影/グループ現代)ほか。2021年、新作「明日をへぐる」公開。2022年「つちのこ(仮題)」を公開予定。

当日料金(税込):

一般 1,500円/大学・専門学生・シニア 1,200円/高校・中学・障害者(同伴者一名迄まで)1,000円

ポレポレ東中野公式ページのご案内:https://pole2.co.jp/news/36795266-21f7-43db-996b-61ffa12bea0a

ドキュメンタリー映画 『明日をへぐる』今井友樹監督作品
2021年9月11日(土)よりポレポレ東中野にて公開!

和紙の原料である楮(こうぞ) 
高知の山あいで楮を栽培し 紙を漉いてきた人たちの暮らし
千年残るといわれる和紙に これからも刻まれていく私たちの歴史
ゆるやかな時の流れ 楮を守り育ててきた山里の いまを見つめる

*上映とともに、毎日今井監督ほかゲストトークがあります。
*すべての回バリアフリー字幕付きで上映、音声ガイドはUDCast対応。

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