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今週末!バリアフリーガイドも完成!「障害者の文化芸術フェスティバル」のご案内
「日本人と自然」を障害者の視点を通じて国内外に発信する文化芸術フェスティバルが、全国の50万人および厚生労働省と連携して、2020年から全国7か所で開催します。グランドオープニングとして2月7日金曜日から9日日曜日に、びわ湖大津プリンスホテルにて開催します。
イベント詳細
東京2020大会・日本博を契機とした
障害者の文化芸術フェスティバル
会場:びわ湖大津プリンスホテル https://www.princehotels.co.jp/otsu/access/
日時:2020年2月7日(金)〜9日(日)
入場料:
3日間共通パスポート2,000円、単独チケット500円(展覧会のみ、フォーラムのみ等1プログラム対象。(映画は1作品ずつ)当日限り有効)
同時開催されている第24回アメニティーフォーラムには、別途お申込みが必要です。アメニティーフォーラム参加者は名札の呈示で全プログラム鑑賞ができます。
プログラムの詳細は、イベントの公式ホームページからご確認ください。
https://artbrut-creation-nippon.jp/
本フェスティバルは、障害の有無に関わらず誰もが楽しめるような取り組みをします。開催にあたり、バリアフリー対応の詳細をまとめたバリアフリーガイドを作成しました。来場者の滞在や鑑賞をサポートする窓口となるウェルカムセンターの情報や、それぞれのプログラムの情報保障、大津駅から会場のびわ湖大津プリンスホテルまでのバスの時刻表などが記載されています。以下、バリアフリーガイドの画像と、シンプルテキスト版です。ぜひご活用ください。
2020年2月7日から2月9日開催
東京2020大会・日本博を契機とした障害者の文化芸術フェスティバル
グランドオープニング
バリアフリーガイド(監修:認定NPO法人 DPI日本会議)
認定NPO法人DPI日本会議 尾上浩二コメント
残念な思い出の場から全ての人が楽しめる場へ
映画館の車いす座席は往々にして最前列の端っこにあり、観ている内に首が痛くなる。
バリアフリー映画は限られた場所、時間でしか上映されない。
満員を理由にコンサートの途中で退席を求められることすらある。
日本では劇場や映画館は、障害者にとって「残念な思い出の場」になることが多い。
IPC(国際パラリンピック委員会)は「アクセスは人権である」とし、障害の有無に関わらず「全ての人々が同じ体験・同じ水準のサービスを受けられる」ことを求めている。そのために不可欠なのがアクセシビリティと合理的配慮だ。そのことで、劇場や映画館が全ての人に開かれ同じ体験・水準の楽しみが得られる場になる。
障害者問題はその国の豊かさのバロメーターと言われる。文化芸術における合理的配慮の取り組みは、この国の文化を真に豊かにする営みに他ならない。そして、TOKYO2020のレガシーとして根づくことを心より願っている。
ここから、サポート窓口・会場のバリアフリー・プログラムのバリアフリー・交通の情報をまとめています。
サポート窓口
お困りのことがありましたら、ウェルカムセンターまでお越しください。場所はコンベンションホール1階です。
また、イベントの開催期間中、専用のお問い合わせ電話とLINEを開設しますので、こちらもご利用ください。7日は9時~20時、8日は8時~20時、9日は8時~15時の間、つながります。
電話:090-9098-5423
LINE ID:690orkhw
会場のサポート
サポート1 ウェルカムセンター
お客様の滞在や鑑賞をサポートする窓口です。お困りの際は、ウェルカムセンターまでお越しください。
サポート2 カームダウンスペース
気分がすぐれなくなった方のための休憩室です。
ご利用になりたい時は、ウェルカムセンターまたはお近くのスタッフにお声がけください。
サポート3 わかりやすい版プログラム・点字プログラム
各受付では、ふりがな付きのわかりやすい版プログラムと点字プログラムを用意しています。
サポート4 筆談ボード・コミュニケーションボード
各受付では筆談ボードと指差しでお話できるコミュニケーションボードを用意しています。
サポート5 スタッフにお声がけください!
会場にいるスタッフは、スタッフパスを首から下げています。お困りの際は、お気軽にお声がけください。
サポート6 車いす用トイレがあります
車いす用トイレが会場の各階にあります。※オストメイト対応ではありません。
プログラムのバリアフリー
全プログラムのバリアフリー
車いすについて
・どの座席も車いすの方にご利用いただけます。
・呼吸器や電動車いすの充電用に電源と延長コードを用意しています。
座席の配慮について
座席に配慮が必要な方は、事前に受付でお申し出ください。先行して入場していただける場合があります。
「アール・ブリュット-日本人と自然-展」のバリアフリー
会場はコンベンションホール2階の淡海(おうみ)8・9
・音声ガイド対応付き。作品の解説文を音声ガイドでお楽しみいただけます。専用ぬいぐるみにQRコードを読み込ませてお使いください。
・触ることができる作品があります。
・作品の紹介文を車いすの方の見やすい位置に設置しています。
「アール・ブリュット ワールドフォーラム」のバリアフリー
会場はコンベンションホール2階の淡海(おうみ)10
・すべてのセッションに手話通訳がつきます。
・すべてのセッションに要約筆記による同時字幕がつきます。
・長机や手元明かりが必要な方は受付までお申し出ください。
・セッションの概要をまとめた予稿集を受付で用意しています。※点字版もあります。
「障害者舞台芸術見本市」のバリアフリー
会場はホテル本館3階のプリンスホール
・パフォーマンスをより安心して楽しんでいただけるよう、舞台の状況や音や光の強さなどプログラムの内容に関して、事前に説明します。
・音声ガイド用ラジオを受付で貸出します。
・すべてのパフォーマンスに音声ガイドがつきます。
・パフォーマンスのMC部分や語りの部分に同時字幕がつきます。
・パフォーマンスのMC部分や語りの部分に手話通訳がつきます。
「バリアフリー映画祭2020」のバリアフリー
会場はホテル本館2階の比叡(ひえい)
・音声ガイド用iPod touch・イヤホン、字幕用iPod touch・字幕メガネを貸出します。
・パフォーマンスをより安心して楽しんでいただけるよう、舞台の状況や音や光の強さなどプログラムの内容に関して、事前に説明します。
・長机や手元明かりが必要な方は受付までお申し出ください。
・映画本編に音声ガイドがつきます。
・映画本編とアフタートークに字幕がつきます。
・アフタートークに手話通訳がつきます。
交通情報
駐車場について
車でお越しのお客様は、駐車券をウェルカムセンターまでお持ちください。
来場証明印を押します。
無料バスについて
車いす対応巡回バスと無料シャトルバスの2種類があります。車いすを使わない方は無料シャトルバスをご利用ください。
バスのりばはどちらも同じです。JR大津駅の北口改札から出て、スクランブル交差点を左斜めにわたります。まっすぐ50メートルほど行くと、のりばがあります。
のりば付近にスタッフが立っています。
無料シャトルバスについて
大津駅からびわ湖大津プリンスホテルまで、無料シャトルバスが運行しています。土日祝日はホテルバス・近江鉄道バスの2種類で運行しています。
時刻表(3日間共通)
会場発
8時から20時までは、毎時15分と45分に発車します。21時15分が最終便です。
大津駅発
8時30分発が始発、9時から20時までは、毎時0分と30分に発車します。21時ちょうどが最終便です。
車いす対応巡回バスについて
大津駅からびわ湖大津プリンスホテルまで、車いす利用者の方に向けた専用バスを準備します。車いすは3台乗車可能。付き添いの方1名までお乗りいただけます。
7日金曜日の時刻表
会場発
12時45分
14時45分
15時45分
16時45分
17時45分
18時45分
19時45分
大津駅発
12時15分
14時15分
15時15分
16時15分
17時15分
18時15分
19時15分
8日土曜日の時刻表
会場発
9時45分
10時10分・45分
11時10分
12時45分
13時10分・45分
14時10分・45分
15時10分・45分
16時45分
17時45分
18時45分
19時45分
大津駅発
8時40分
9時15分・40分
10時15分・40分
11時40分
12時15分
13時15分・40分
14時15分・40分
15時15分・40分
16時15分
17時15分
18時15分
19時15分
9日日曜日の時刻表
会場発
9時45分
10時45分
11時10分
12時45分
13時10分・45分
14時10分・45分
15時10分
16時10分
大津駅発
9時15分
10時15分・40分
11時40分
12時15分
13時15分・40分
14時15分・40分
15時15分
クレジット
主催 文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障害者の文化芸術活動を推進する全国ネットワーク
共催 滋賀県、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障害者の芸術文化活動推進知事連盟
連携 厚生労働省
後援 外務省
アクセシビリティに関すること
企画 障害者芸術文化活動普及支援事業連携事務局 社会福祉法人グロー<GLOW>
監修 認定NPO法人DPI日本会議
協力 パラブラ株式会社
助成 厚生労働省
以上です。