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周防正行監督『ファンシイダンス』バリアフリー上映のお知らせ

東京にある国立映画アーカイブでは、企画上映「1980年代日本映画――試行と新生」におきまして、3月27日に周防正行監督『ファンシイダンス』のバリアフリー上映を行います。
スクリーンに日本語字幕が表示される上映で、映画の音声を増幅するヒアリングループシステム座席をご用意しています。また、音声ガイドをFM配信し、ラジオ貸出もいたします。パラブラは音声ガイドを制作し、当日の配信サポートを行います。

音声ガイドモニター会にご参加いただいた周防正行監督からコメントをいただきました。

「映画館で映画を見たい」と仰った視覚障害をお持ちの方の願いに胸をつかれました。
「観客を選ばない映画作り」を目指していたのに、思いもかけないところに「見たい人」がいたのです。
それ以来、音声ガイドの制作に参加するようになりました。
今では、音と映像の関係性について深く考える、とても貴重な場になっています。

音声ガイドモニター会の集合写真 中央に周防監督
音声ガイドモニター会の集合写真 中央に周防監督

みなさま、ぜひご来場ください!

日時:2021年3月27日土曜日13時の回 (開場12時20分)
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(2階)
東京都中央区京橋3-7-6
料金:障害者(付添者は原則1名まで)は無料
(障害者以外の方の料金については下記HPをご覧ください。)
https://www.nfaj.go.jp/exhibition/japanese1980s202101/#section1-5
バリアフリー協力:株式会社KADOKAWA、Palabra株式会社、株式会社アルタミラピクチャーズ

ヒアリングループ座席と音声ガイドラジオ貸出は、メールまたはFAXによる【事前予約制】です。また、聴覚・視覚障害の方で、字幕でご覧になる方やラジオとイヤホンを持参される方も、お席の予約をお勧めしますので、3月23日火曜日までにご連絡ください。

メールおよびFAX予約方法
件名 :字幕/ヒアリングループ/音声ガイド(いずれかをご記入ください)
記入事項:①来場者全員のお名前(付添者は人数だけでも可) ②希望席数/ラジオ希望台数 ③返信用連絡先(当日も連絡がとれる電話番号またはメールアドレス)
※個人情報は上記の目的にのみ使用し、使用後は適切に破棄します。
◎ヒアリングループ座席をご希望の方は、磁気コイル付補聴器(“T”マーク付補聴器)をご持参下さい。
申込先 :【メール】assist@nfaj.go.jp 【Fax】03-3561-0830 国立映画アーカイブ上映室 宛
申込期間:2021年2月26日金曜日から3月23日火曜日*定員に達し次第、締め切ります。
新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、ご来館の前に下記をお読みください。
https://www.nfaj.go.jp/ge/topics/20200625/

作品詳細:
『ファンシイダンス』(1989年/101分/監督:周防正行/主演:本木雅弘)
自由な学生時代を終えた陽平(本木)は、実家の寺を継ぐため禅寺で修行する。恋にオシャレに煩悩もありつつ修行僧の日常を飄々とこなす現代の若者を描いたコメディ。周防正行の一般映画第1作で、未知の世界に飛び込んだ主人公の青春ドラマを軽妙なタッチで綴る作風の原点ともいえる。本作で映画初主演した本木雅弘は、アイドルを脱して本格的に俳優の道を歩む転換点となった。

お待ちしています!

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