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びわこアメニティーバリアフリー映画祭2019のお知らせ

びわこアメニティーバリアフリー映画祭2019チラシ
アメニティーフォーラムの中で毎年行われているバリアフリー映画祭の上映作品が発表されました。
パラブラでバリアフリー制作にかかわった作品も多く上映され、音声ガイドのワークショップも行います。
お近くの方、この機会にぜひご来場ください。

 

開催期間:2019年2月8日金曜日から10日日曜日
会場:滋賀県びわ湖大津プリンスホテル 本館2F「比叡」
映画祭協力券(1プログラム)・500円
主催:バリアフリー映画研究会 共催:全国地域生活支援ネットワーク
アメニティフォーラム公式サイト:http://amenity-forum-shiga.blogspot.com/

 

【タイムテーブル】

※バリアフリー対応がある作品は、作品名のあとに下記のように表記しています。
 ・字幕 バリアフリー字幕がスクリーンに投影されます。(外国語映画はセリフのみの翻訳字幕です)
 ・音声ガイド 音声ガイドが会場全体に聞こえる上映です。
 ・UDCast音声ガイド アプリUDCastで音声ガイドを提供します。端末の貸出があります。(数量限定)

 

2/8(金) 13:00開場
14:00~16:10「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」字幕・音声ガイド
16:40~18:20「もうろうをいきる」字幕・UDCast音声ガイド
21:20~23:30「太陽の塔」字幕・UDCast音声ガイド

 

2/9(土) 9:30開場
10:00~12:10「ボクの、おじさん」
13:00~14:40「しがらきから吹いてくる風」字幕・音声ガイド

15:00~16:00 バリアフリー映画制作講座
『自分でやってみよう、バリアフリー音声ガイド』(当日参加可能)

16:20~18:30「50回目のファーストキス」字幕
19:00~20:30「ブランカとギター弾き」字幕・UDCast音声ガイド
21:00~23:10「蝶の眠り」字幕・UDCast音声ガイド

 

2/10(日) 9:30開場
10:00~11:40「自由と壁とヒップポップ」字幕

 

【作品詳細】上映順

 酔いがさめたら、うちに帰ろう。

戦場カメラマンとして世界の紛争地域を駆け回ってきた鴨志田穣氏による自伝的小説『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』の映画化であり、アルコール依存症になったひとりの男と、それを支え続けた家族たちの日々を丁寧に描いたヒューマン・ストーリー。主人公の男性が、肉体的にもそして精神的にも“酔い”からさめた時に、帰るべき本当の“うち”としての、家族という心の居場所を見つけるまでを、まっすぐな眼差しで描く感動作。
監督:東陽一
原作:鴨志田穣「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」(スターツ出版刊)
出演:浅野忠信、永作博美

 

もうろうをいきる

この作品は盲ろう者の人たちをめぐる映画だが、同時に人びとは誰も皆いろいろな可能性を持ってつながっていて、そのつながりの中から常に希望の糸を紡いで暮らし
ていることを伝えたいと思った。人は独りではない=その瞬間をつかまえるような作品を目指して、盲ろう者と周囲の人たちとの関係性をまじろがずカメラで見つめた。
私たちが生きていくことの原点が、盲ろうという“障害”の中につまっていることを、この映画から発見してほしい。
監督:西原孝至 企画・製作:山上徹二郎 大河内直之 北岡賢剛

 

 太陽の塔

80年代、「芸術は爆発だ!」という言葉で、一躍世間の注目を浴びた岡本太郎。「凡人の理解を超えた変わり者」というタレントのイメージもあるが、画家・写真家・彫刻家・建築家・思想家の顔を持ち、芸術家という言葉にはとうてい収まり切らないスケールの大きな人物だ。本作では岡本太郎に影響を受けた人々をはじめ、総勢29名へのインタビューを敢行。芸術論だけでなく、社会学・考古学・民俗学・哲学の結晶としての岡本太郎が語られ、「太陽の塔」に込められたメッセージを解き明かす。
監督:関根光才
企画:パルコ 制作:スプーン

 

 ボクの、おじさん

14歳の少年の犯罪、親たちの離婚、都会と故郷、結婚しない女と男、父の不在、そしてバタフライナイフ……。2000年というミレニアムな時代のモチーフを縦横に展開しながら、通過儀礼なき今を生きる14歳の少年と、都会の生活に苛立つ29歳の叔父との交流を軸に、現代の孤独に迫る。
「<父>なき時代」を描く、日本映画の新しい挑戦。
記念すべき第50回のベルリン国際映画祭正式招待作品。
脚本・監督:東陽一 原案:山上徹二郎
出演:筒井道隆、つみきみほ、細山田隆人

 

 しがらきから吹いてくる風

信楽は狸の焼物で知られる窯業の里。この町を支えるのは、「知恵おくれ」と呼ばれる人びと。彼らは106人、町の全就労者の5%を占めるといわれ、多くは小さな家内製陶所で働く。そんな彼らのほとんどが住む「信楽青年寮」にスタッフが7ヵ月住み込んで、この映画は作られた。彼らが働く世界を決して“能力”や“能率”という視点で視ることはせず、人が人とかかわり一緒に生きている世界を記録した作品である。(1990年の、製作当時の表現のままとしています。)
監督:西山正啓
音楽:小室等

 

 50回目のファーストキス

ハワイのオアフ島。ツアーガイドとして働きながら天文学の研究をしている大輔は、ある日、カフェで瑠衣という地元の女性と出会う。意気投合するふたりだったが、翌朝会った瑠衣は、大輔のことをまるで覚えていない。瑠衣は、新しい記憶が一晩でリセットされるという事故の後遺症を患っていた。そんな彼女に本気になった大輔は、毎日初対面の彼女をあの手この手で口説き落とす。ふたりは毎日恋に落ち、毎日ファーストキスをくりかえす。しかし、ふとした事件で瑠衣は自分の記憶のズレに気づき、苦しむことに。
脚本・監督:福田雄一 出演:山田孝之、
長澤まさみ、ムロツヨシ、勝矢

 

 ブランカとギター弾き

“お母さんをお金で買う”ことを思いついた孤児の少女ブランカは、ある日、盲目のギター弾きピーターと出会う。ブランカはピーターから、得意な歌でお金を稼ぐことを教わり、二人はレストランで歌う仕事を得る。ブランカの計画は順調に運ぶように見えたが、一方で、彼女の身には思いもよらぬ危険が迫っていた……。
監督・脚本:長谷井宏紀 出演:サイデル・ガブテロ/ピーター・ミラリ/ジョマル・ビスヨ/レイモンド・カマチョ
第72回ヴェネツィア国際映画祭マジックランタン賞、ソッリーゾ・ディベルソ賞、新藤兼人賞金賞など受賞

 

 蝶の眠り

50代でありながらも美しく、売れっ子の女性小説家・松村涼子。作家として成功し、満ち足りた生活を送る涼子だったが、遺伝性のアルツハイマーに侵されていることを知り、人生の終焉に向き合うことを余儀なくされる。“魂の死”を迎える前に、小説を書く以外に何かをやり遂げようと、大学で講師を務め始めた涼子。ある日、大学近くの居酒屋で、韓国人の留学生チャネと出会い、涼子の執筆活動を手伝うことになる。作業を進めるうち、現実と小説の世界は混沌として交差して行き、二人は徐々に惹かれあっていくのだった。
監督・脚本・原案:チョン・ジェウン 出演:中山美穂
キム・ジェウク/石橋杏奈 勝村政信 永瀬正敏

 

 自由と壁とヒップポップ

イスラエル領内パレスチナ人地区初のパレスチナ人ヒップホップ・グループ“DAM”は、占領と貧困、差別により誇りを失いかけている人々のために言葉を紡ぐ。DAMは各地のパレスチナ人ヒップホップ・グループを集めての音楽フェスを企画する。地理的、歴史的な断絶を音楽で補いあってきた彼ら。同じパレスチナ人として一緒に舞台に立ちたいという願いは、果たして叶うのか。
監督:ジャッキー・リーム・サッローム 出演:DAM PR(パレスチニアン・ラッパーズ)、アビール・ズィナーティ 他
サンダンス映画祭 ドキュメンタリー映画部門 出品

 

【チラシ画像】

びわこアメニティーバリアフリー映画祭2019チラシ

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