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バリアフリー演劇『星の王子さま』公演案内
※7月30日更新 追加公演18日(日)の夜の回の情報を追記しました。
今年2月に好評を博したバリアフリー演劇第2弾の開催が決定いたしました。
2019年8月17日(土)18日(日)に東京演劇集団風『星の王子さま』を上演いたします。
本公演は入場無料で、お申し込みが必要となります。
どなたさまもお早めにご予約ください。
以下、チラシ画像とチラシ記載の公演詳細です。
2019年バリアフリー演劇 *バリアフリー字幕の表示、舞台上での手話通訳、音声ガイド、舞台説明あり
『星の王子さま』 作:サン=テグジュペリ 訳:内藤濯
東京演劇集団風では、みんなに開かれたバリアフリー演劇を目指して、新しい取り組みを始めています。今回は『ヘレン・ケラー』に引き続き、長年上演してきた『星の王子さま』を第2弾としてお届けします。この機会に、バリアフリー演劇を体験ください。
会場:レパートリーシアターKAZE(〒164-0003 東京都中野区東中野1-2-4 3F)
最寄駅 JR総武線「東中野」駅東口 徒歩8分/地下鉄「中野坂上」駅A1出口 徒歩8分
日時:2019年8月17日(土)18日(日)
12:30開場 13:00舞台説明 13:30公演開始(途中休憩を挟んで2時間)
15:30公演終了 15:40バックステージツアー 16:30終了(両日とも)
追加公演決定!(7月30日更新)
日時:2019年8月18日(日)
16:30開場 17:00舞台説明 17:30公演開始(途中休憩を挟んで2時間)
19:30公演終了 19:40バックステージツアー 20:00終了
入場無料
*年齢を問わずお申し込みいただけます。事前の申し込みが必要です。
メール、FAX、電話にてお申し込み下さい。1回定員80席先着順となりますが、申込が多いときは障害のある方を優先させていただく場合があります。その他ご希望があればお知らせください。
お申し込み先:
東京演劇集団風(〒164-0003 東京都中野区東中野1-2-4)
TEL: 03-3363-3261(受付時間:月曜日から金曜日の10時から18時まで)
FAX: 03-3363-3265
E-mail: info@kaze-net.org
URL: http://www.kaze-net.org
バリアフリー演劇について
私たちがここで使っている『バリアフリー演劇』という名称は新しい造語です。これまでの演劇の舞台を、目が見えない人たちや耳が聞こえない人たちと一緒にみんなで楽しめるように、セリフなど音の情報を字幕で表示し、舞台美術や俳優の動き、表情などを音声ガイドで解説します。また舞台上に“舞台手話通訳者”が登場し、舞台の進行に合わせて手話でストーリーを表現します。
常に進化をやめない東京演劇集団風の舞台をお楽しみください。
作品概要
遠いはるかな星で、たったひとつの花と暮らす小さな王子さま。彼は星をめぐり、地球にやって来ます。飛行士やキツネとの出会いを通じて、〈友だち〉とは何か、〈かけがえのないもの〉とは何かを学び、成長していきます。そして一年がたち、王子さまは大切な花のために星に帰ることを決意するのです。
王子さまが私たちに問いかけます。「大切なものは目には見えない―」と。
1943年に描かれ、世界中の人々に読み継がれてきたサン=テグジュペリの名作。東京演劇集団風が創立以来、上演を重ねてきた劇団の代表作です。
演出家よりメッセージ(浅野佳成)
バリアフリー映画を長年制作してきた映画プロデューサーの山上徹二郎さんと、障害者支援施設の現場で働きながら障害者の文化芸術の発掘と普及に力を尽くしてきた北岡賢剛さんの二人に、劇団風の作品を一本ずつバリアフリー化し、全国の隅々まで公演できるようにと提案され、今回『ヘレン・ケラー』に続き、二作目のバリアフリー演劇サン=テグジュペリ作『星の王子さま』を上演することになった。
前回、監修という形で一緒に『ヘレン・ケラー』をつくった大河内直之さん、廣川麻子さんにも、今回は共同演出のような形で作品づくりに参加してもらえる。また情報提供のための構成台本は山上庄子さんはじめ、Palabraのスタッフが担当してくれ、経験豊富な力強い仲間と共同作業ができることは心強いかぎりです。
ですから、バリアフリーという課題を、舞台の構成上の付属的要素としてではなく、演劇形式そのものの本質として、舞台づくりができるのではないかと期待しています。舞台が観客に感動を与えるだけのものではなく、観客の心のなかに生きるドラマが生まれる、そのような舞台づくりの領域をバリアフリー演劇で試みたいと思っています。
*鑑賞いただいた皆さまには、会場にてアンケートをお願い致します。
企画:北岡賢剛(社会福祉法人グロー[GLOW])
総合プロデュース:山上徹二郎
構成・演出:浅野佳成
監修:
大河内直之(東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、特定非営利活動法人バリアフリー映画研究会理事長)
廣川麻子(特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)、東京大学先端科学技術研究センター熊谷研究室)
字幕・音声ガイド制作:Palabra株式会社
音楽:八幡茂
舞台美術:佐田剛久
照明:板野貢也
音響:渡辺雄亮
出演:
王子さま 白根有子
飛行士 緒方一則
花 渋谷愛
キツネ 工藤順子
星の住人 栗山友彦
星の住人 酒井宗親
ヘビ 蒲原智城
主催:
文化庁、Palabra株式会社
協力:
東京演劇集団風、アメニティーフォーラム実行委員会、サン=テグジュペリ財団
特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)、特定非営利活動法人バリアフリー映画研究会、
アーツサポ東京、社会福祉法人グロー[GLOW] 、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障害者の文化芸術活動を推進する全国ネットワーク
文化庁委託事業「障害者による文化芸術活動推進事業(文化芸術による共生社会の推進を含む)」