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上五島バリアフリー公演『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち~』
バリアフリー演劇『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち~』が、2020年1月25日(土)に長崎県の五島列島、新上五島町にある鯨賓館ホールで公演されます。
パラブラでは字幕・音声ガイド・舞台手話通訳などバリアフリー版の提供をしています。
この機会にぜひお楽しみください。
『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち~』
1995年初演 作:松兼功
自分らしい明日を探している全ての人へ―
互いに「生きている幸せをともに味わいたい」と求めあうヘレン・ケラーとアニー・サリバンの出会いの物語。
人と人とのつながり、その可能性を願い、上演を続ける東京演劇集団風の代表作に、字幕・音声ガイド、舞台手話通訳を付し、あらゆる人がともに楽しめるバリアフリー演劇として上演します。
会場:鯨賓館ホール
〒857-4211 長崎県南松浦郡新上五島町有川郷578-36
本土からは、海の便を利用ください。ルートは長崎市、佐世保市、福岡市からがございます。
詳しくは下記URLよりご確認ください。
http://www.town.shinkamigoto.nagasaki.jp/geihinkan/hall/access_hall.html
日時:
2020年 1月25日(土)開場13時 開演14時 *なお、13時から開演までの間、舞台裏の見学体験があります。
入場料:
一般 当日1000円/前売800円 高校生以下 当日500円/前売200円
*介助者は無料となります。申し込みの際にお伝えください。
*未就学児は無料となります。座席が必要な場合はお伝えください。
*その他ご希望があれば、申し込みの際にお知らせください。
お求め先:
新上五島町教育委員会生涯学習課
電話:0959-54-1984
FAX:0959-54-2555
メール:shougai@town.shinkamigoto.nagasaki.jp
ほか、鯨賓館、石油備蓄記念会館、新上五島町役場各支所でもチケットをお求めいただけます。
共催:東京演劇集団「風」、新上五島町教育委員会
※文化庁の戦略的芸術文化創造推進事業により上演します。
バリアフリー演劇について
私たちがここで使っている『バリアフリー演劇』という名称は新しい造語です。これまでの演劇の舞台を、目が見えない人たちや耳が聞こえない人たちと一緒にみんなで楽しめるように、セリフの字幕表示や音声ガイドを追加したり、更にシナリオや演出にも工夫を加えていこうという新しい試み=ムーブメントのことを指しています。
今回皆さんにご覧いただく「ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち~」は、演出家の浅野佳成氏による新たな書き下ろし上演台本と演出によってお届けするものです。常に進化する舞台表現を、この機会にぜひ体験ください。(総合プロデュース 山上徹二郎)
【舞台説明】
サポート内容、舞台の広さなど説明・出演者自己紹介
【舞台手話通訳】
物語の進行に合わせ舞台上を動きながら通訳を行う
【バリアフリー字幕・ライブ音声ガイド】
舞台中央に日本語字幕を投影/オープンで音声ガイドが流れる
【バックステージツアー】
実際に大道具などに触れ、出演者と交流(終演後)
STORY
幼少期の病のため、聴力・視力を失い、話すこともできないヘレン・ケラーと困り果てた家族のもとに、新米の家庭教師アニー・サリバンが訪れる。情熱的に教えようとするも、ヘレンに拒絶され続けるアニーは、周囲と離れ2人きりで生活することを決意する。与えられた時間は2週間。失敗を繰り返しながらお互いを求め、理解し、身体ごとの対話から世界を広げていく2人の出会いを描く東京演劇集団風の代表作です。
企画:北岡賢剛(社会福祉法人グロー[GLOW])
総合プロデュース:山上徹二郎
演出:浅野佳成
音楽:小室等
監修:
大河内直之(東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、特定非営利活動法人バリアフリー映画研究会理事長)
廣川麻子(特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)、東京大学先端科学技術研究センター熊谷研究室)
字幕・音声ガイド制作:Palabra株式会社
舞台美術:上田淳子
照明:板野貢也
音響:渡辺雄亮
舞台監督:佐田剛久
出演:
白根有子 ヘレン・ケラー
渋谷愛 アニー・サリバン
酒井宗親 アーサー・ケラー
柴崎美納 ケート・ケラー
中村滋 ジェイムス・ケラー
緒方一則 アナグノス
坂牧明 医者
清水菜穂子 ビニー
稲葉礼恵 パーシィ
舞台手話通訳:小島祐美(TA-net)
音声ガイドナレーション:木村奈津子
文化庁委託事業「障害者による文化芸術活動推進事業(文化芸術による共生社会の推進を含む)」