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「インクルーシブまるごと実現プロジェクト」成果報告会で講演しました!

DPI日本会議は、公益財団法人キリン福祉財団助成のもと、「インクルーシブまるごと実現プロジェクト」を2018年度より展開してきました。2020年度は当事業の最終年度にあたり、オンラインと会場のハイブリッド方式で成果報告会が開催されることとなりました。
https://dpi-japan.org/blog/events/20210323_event/

前半は「インクルーシブな子供時代づくりプロジェクト」について、後半は「ソーシャルインクルーションの視点に基づく障害者文化芸術」について、当事者の目線からの事業の報告や今後の課題が語られました。
ドキュメンタリー映画「インディペンデントリビング」の上映では、字幕付き、音声ガイドはUDCast対応で会場とオンラインでそれぞれに楽しみました。会場には映画好きな車椅子ユーザーや様々な障害を持つ方がいらっしゃって、一緒に映画を観ました。

映画の前には、オンライン合わせて100名以上が参加する中、パラブラ代表の山上庄子が文化芸術の合理的配慮についてお話しました。

登壇する山上と手話通訳。

バリアフリー映画とは? つくる・届けるという過程から、今後の課題についてご紹介しました。さらに、DPIのみなさまと進めている映画のバリアフリーをさらに先へ更新するための取り組み『映画の合理的配慮2.0』の構想についてお話ししました。作品を多くの人に届けるためには、まだまだ様々なシーンでバリアが残っています。今後もパラブラでは、バリアフリー映画が当たり前のものとなるように皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

マットで休むスタッフたち

【ごろ寝で映画が楽しめる上映会!?】
成果報告会の会場には、写真のようにマットが敷かれた場所もありました。椅子に座るのがしんどい方、横になりたい方でも会に参加できるようにと設置されたものです。また、別室にカームダウン・クールダウンスペースも用意されています。このようにごろ寝で上映を見てもいいんだよ~とスタッフ一同でパチリ!

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