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【第7回糸賀一雄記念未来賞】授賞式レポート
公益財団法人糸賀一雄記念財団では、
故糸賀一雄氏の思想や取り組みを新しい目で見直し、障害者やその家族が安心して生活できる福祉社会の実現に寄与することを目的として、障害福祉などの分野で顕著な活躍をされている個人・団体に「糸賀一雄記念賞」を、
障害者または障害者と同様に社会的障壁による「生きづらさ」がある人に関する取り組みが先進的であり、今後の活躍が期待される個人・団体に「糸賀一雄記念未来賞」を授与しています。
http://www.itogazaidan.jp/
令和3年度、第7回糸賀一雄記念未来賞を弊社代表の山上庄子が受賞いたしました。
11月13日、滋賀県近江八幡市で、第23回糸賀一雄記念賞・第7回糸賀一雄記念未来賞の授賞式が執り行われました。糸賀一雄記念賞に選ばれた玉木幸則さん、同じく未来賞に選ばれた、認定特定非営利活動法人NPOぽぽハウスさんとともに、山上庄子が授賞式に登壇しました。
画像は、和紙で作られた賞状と、地元の小学生からお花をいただいた場面です。また、パラブラの取り組みをスライドでご紹介いたしました。式には手話通訳が付いており、オンラインでも配信いただきました。
以下、山上のコメントです。
福祉の父と言われる糸賀一雄先生の思想は今も全く古くなることはなく、大変な方であることは知っていましたが、まさか毎年行われるこの授賞式に参加させていただくことになるとは、本当に恐れ多いのですが、、私個人というよりは、ここまで文化芸術の合理的配慮について一緒に取り組んできたパラブラのスタッフをはじめ、いつも支えてくださる各団体の皆さま、作品のバリアフリー化に一緒に取り組んでくださる監督や製作配給の皆さま、そして字幕や音声ガイドのモニターさんや合理的配慮のヒアリングなどでいつも生の声を届けてくださる当事者団体の皆さまと一緒に積み重ねてきたことに対して評価していただいたものだと思っています。
今日授賞式に参加させていただく中で、福祉ばたけではない私を選んでいただいたことは、むしろ色々な垣根をこえて、文化芸術をプラットフォームに、共生社会の実現に向けた取り組みをみんなで一緒にやっていこうと背中を押していただいたような、あたたかい気持ちになりました。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
最後に、糸賀一雄記念賞を受賞された玉木幸則さんとパチリ。かねてから親交のある玉木さんとの再会を喜ぶ場面もありました。
オンラインなどで応援いただいた皆様、ありがとうございました!