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高知県ユカリノ映画祭・パート2 ~全ての人に映画を届ける映画祭~

高知県ユカリノ映画祭・パート2は、バリアフリー映画祭です。高知県内で撮影された『絵の中のぼくの村』『明日をへぐる』の2作品に加え、これまで高知県では見る機会が少なかった『オキナワへいこう』『インディペンデントリビング』を上映します。各回上映後に、監督及び出演者のトークがあります。また、高知カリビアンハーツのスティールパン演奏会も開催、この機会にぜひユカリノ映画祭にご参加ください。
映画祭では全ての作品がバリアフリー対応となります。日本語字幕はスクリーンに表示されます。音声ガイドはアプリ「UDCast」からお聞きいただけます。

日時:11月13日(土)、14日(日) 
会場:高知市春野町文化ホールピアステージ

高知市春野町西分340 TEL:088-894-6767

券種:
一般 1日通し券3000円(前売りのみ)/鑑賞券1作品1,300円(当日1600円)
大学・専門学校・高校生・障害者・シニア 1日通し券2500円(前売りのみ)/鑑賞券1作品1000円(当日1300円)
中学生以下無料

主催:シグロ+(特非)脳損傷友の会高知青い空
連絡先:TEL:090-9450-2990(青い空・岡村)

プログラム

11月13日(土)
12:00開場
12:30『明日をへぐる』+今井友樹監督トーク
15:00『インディペンデントリビング』+平下耕三(出演者)トーク
18:00『絵の中のぼくの村』+山上徹二郎プロデューサートーク

11月14日(日)
10:00開場
10:30高知カリビアンハーツ演奏
12:00『明日をへぐる』+今井友樹監督トーク
14:30『オキナワへいこう』+大西暢夫監督トーク
各上映後に、監督他ゲストトークあり。

各映画の入場券を購入された方は、高知カリビアンハーツの演奏会に無料で参加できます。演奏会のみに参加される場合は、一般・学生に関係なく当日1000円となります。

高知カリビアンハーツ
いの町の山間部、吾北地区上東小(休校)が活動拠点です。1996年、大阪の打楽器奏者、山村誠一さん(県観光特使)に出会い、カリブ海発祥のドラム缶楽器スチールパンを知りました。その魅力を皆さまにお届けします。

上映作品解説

明日をへぐる
今井友樹監督作品 73分/HD/DCP/2021/©SIGLO
製作:シグロ 配給:Palabra/シグロ
企画・製作/山上徹二郎 企画協力/田岡重雄 撮影/今井友樹・伊東尚輝 
音楽/山村誠一・山田やーそ裕 ナレーション/原田美枝子 ポスター画 田島征三

高知県いの町吾北地区で、今も和紙の原料である楮(こうぞ)を育て、土佐和紙を守ってきた山里の人びとの暮らしを1年半にわたって記録した作品。千年持つと言われる和紙がなければ、私たちの歴史が残ることはなかった。失なわれゆく世界の記録ではなく、私たちの明日への希望を語るドキュメンタリー。

インディペンデントリビング
監督/田中悠輝 2019/日本/98分
プロデューサー/鎌仲ひとみ 
撮影/辻井潔 岩田まき子 田中悠輝 マット·フィールド
編集/構成:辻井潔 

物語の舞台は大阪にある自立生活センター。ここは障害当事者が運営をし、日常的に手助けを必要とする人に対して、一人暮らしができるよう支援をしている。映画は、家族との衝突や、ヘルバーをはじめとした人間関係作りなど、課題にぶつかりながらも自立生活を志し、ささやかに、けれども確実に変化していく人々の姿を丁寧に映し出していく。監督は、自らも介助者として働く田中悠輝。

絵の中のぼくの村
監督/東陽一 シグロ/1996/1時間52分/35ミリ·カラー
出演/松山慶吾、松山期吾、原田美枝子、長塚京三
第46回ベルリン国際映画祭、銀熊賞
第23回ゲントフランダース国際映画祭、グランプリ
第16回アミアン国際映画祭、グランプリ ほか受賞多数。

原作は、絵本作家である田島征三の自伝的エッセイ絵の中のぼくの村」(くもん出版刊)。ふたごの兄·征彦もまた絵本作家。二人が“生涯で一大切で楽しい想い出”と語る、高知での少年時代のエピソードに、原作にはなかった三人の老婆や伝説の妖怪を登場させ、物語をいっそうファンタジックなものにしている。1996年度第16回のベルリン国際映画祭にて銀熊賞を受賞。日本映画としては9年ぶりの受賞となった。感受性豊かな少年期を独創的な視点で描き“静かなユーモアと深い叡智”を湛えた作品として高く評価された。

オキナワへいこう
監督·撮影·編集/大西暢夫 2018/日本/81分
精神科の長期入院の患者を抱える大阪の浅香山病院が舞台だ。何十年と入院し続け、退院の見込みはほとんどない慢性期病棟。そんな中、一人の患者が「沖縄に行きたい」という夢を語ったことがきっかけで、有志の看護師たちが動き始めた。沖縄旅行は、5人中2人しか実現しなかったが、その些細なきっかけが、精神科病棟に風を吹かせ、忠者の生きかたを変えた。

以上

高知県ユカリノ映画祭2のチラシ画像

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