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【プレスリリース】劇場公開映画に字幕・音声ガイドを提供するアプリ「UDCast」が演劇やライブに特化した新サービスを発表! COCOON PRODUCTION 2022『広島ジャンゴ2022』にて試験導入!

映画や放送番組の字幕や音声ガイドの制作やバリアフリーコンサルティングを手掛ける Palabra 株式会社(所在地:東京都新宿区、代表 取締役社長:山上 庄子、以下 Palabra)は、スマートフォンやタブレット、メガネ型端末などのセカンドスクリーン上に、多言語での字幕や音声ガイドを無料で配信し、映画・映像のバリアフリー化を支援するサービス「UDCast(ユーディーキャスト)」を2016年より展開しています。「UDCast」の登場により映画業界でバリアフリー化が推進されていくなか、多様な文化芸術作品でニーズが高まり、特に演劇において聴覚障害者・視覚障害者への鑑賞サポートが求められてきました。そこでPalabraは、「UDCast」サービスの新たな柱として演劇やライブに特化した新サービスを開発。このたび、2022年4月上演 COCOON PRODUCTION 2022『広島ジャンゴ2022』にて試験導入されました。
映画ではお客様自身がアプリをダウンロードし、メガネ型端末を持ち込んで字幕をご覧いただきますが、ライブ版の「UDCast」では、座席に貸出専用のタブレット端末を設置し字幕を提供いたします。暗転時も画面の明かりが気にならないよう、特殊な加工をした端末を使用し、自立するスタンドに設置しました。聴覚障害のあるお客様からは「字幕が見やすく、手でタブレットを持たなくてもいいため、とても快適に観劇することができました」「他のお客様と共感しながら鑑賞することができました」と、高い評価をいただきました。2019年より様々な公演で実証実験を重ね、今回の試験導入も無事に完了、2022年5月20日(金)にサービス発表となりました。

画面のスクリーンショット 場内アナウンスが緑色の字で表示、画面右に文字の大きさ・太さ・色の設定画面がついている
画像 Bunkamuraシアターコクーン座席にてタブレット字幕つきで鑑賞する様子

【COCOON PRODUCTION 2022『広島ジャンゴ2022』 鑑賞サポート】
・演劇版UDCast対応字幕タブレット付き専用座席(完売)
・上演台本、舞台説明資料のウェブ閲覧サービス

鑑賞前後に上演台本を確認することで、耳が聞こえない・聞こえづらい方に台詞やあらすじを、目が見えない・見えにくい方に場面転換や人物の動きをサポート。舞台説明は主に目でみえる舞台や衣装などの視覚情報をサポートするテキストです。
・ライブ配信公演のアプリによる字幕サポート
ライブ配信公演にリアルタイムで字幕を提供、聴覚障害者だけではなく海外からのご視聴で自動翻訳を利用して日本語字幕を活用されるお客様がいらっしゃいました。
・鑑賞サポート窓口の設置、電話やメールでの問い合わせサポート

ライブ版「UDCast」の新サービスは字幕の提供だけでなく周辺の鑑賞サポートまでパッケージで対応いたします。
バリアフリーコンサルティングを実施し、作品に合った鑑賞サポートの提案・制作・提供を請け負うことができます。また、アプリ化や端末貸出のみの対応も可能です。新サービスのお申し込みは6月から受付いたします。今後の作品やサービスの詳細について、ぜひご取材ください。

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